病院紹介

介護医療院(42床)

 当院では、平成12年より運営しておりました介護療養型医療施設(42 床)は、国の政策により、令和 6 年3月末で設置期限を迎えることを踏まえ、平成31年4月1日で介護医療院に転換いたしました。

 介護医療院は「医療の必要な要介護者の方々の長期療養・生活施設」として、平成30年4月より創設された新しい介護保険施設です。この大田圏域で不足している、医療の必要な要介護高齢者の方々の生活を医療と介護で支える施設として、地域に貢献できるよう努めてまいります。

 当院介護医療院では、利用者の方々の生活スタイルに配慮し、長期に療養生活を送るのにふさわしい、プライバシーの尊重やご家族・地域住民の方々との交流が可能となる環境を整えるとともに、日常的・継続的な医療を提供し、看取りやターミナルも支えます。

 当院介護医療院が地域の皆様のご期待に応えられるよう、サービスの質の向上にさらなる努力を続けてまいりますので、今後ともご理解、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。

 長期にわたり療養が必要である要介護者に対して施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上のお世話を行います。

 ※見学や相談については随時対応いたしますのでお問い合わせください。

介護医療院

 

精神科病棟(168床)

  • 2階:精神療養病棟(56床):高齢者病棟
    長期療養を目的とした高齢の方で、認知症などの疾患に伴う精神症状のため療養な必要な方を主な対象とします。施設入所などを目指した治療を行い、必要に応じて集団作業療法や個別リハビリテーションを実施いたします。

  • 3階:精神療養病棟(56床):集中治療病棟
    急性期から慢性期まで、比較的病状の重い方が治療を受ける病棟となります。薬物療法や作業療養などを行い、精神症状の改善を図り、開放病棟などへ移行することを目指します。

  • 4階:精神療養病棟(56床):開放病棟
    社会復帰や家庭復帰などに向けた治療を行う病棟です。より開放的な環境の中で社会的機能の回復を図ります。

精神科病棟

 

認知症疾患医療センター(連携型)

当院は令和5年4月1日付で、島根県より大田圏域における認知症疾患医療センター(連携型)に指定されました。

長年にわたり大田圏域の認知症疾患医療センターとして、積極的にその役割を担ってこられました大田シルバークリニックの岡田和悟先生が御勇退され、その活動を引き継ぐこととなりました。岡田先生が培って来られました多くの取り組みを継承し、関係者の皆様と協力しながら地域の認知症理解の推進のため努力してまいりたいと思っております。

認知症疾患医療センターとは

認知症の速やかな鑑別診断や、行動・心理症状(BPSD)と身体合併症に対する急性期医療、専門医療相談等を行う医療機関です。

かかりつけ医や介護施設、地方自治体等とも連携し、認知症の方やその家族が地域の中で適切な専門医療を受けられるよう支援する役割を担っています。

認知症疾患医療センターの役割

1.専門医療相談

本人や家族、その他介護関係者などからの認知症に関するさまざまな相談を受け付けます。

2.鑑別診断と治療方針の決定

専門医による鑑別診断による、診断結果に基づき、本人や家族と相談の上、治療方針を決定します。病状に応じて、関係機関と連携を図り支援体制を整えます。

3.認知症行動・心理症状等への対応

治療や入院の受け入れ、または対応可能な医療機関を確保する役割を担います。

4.地域の関係機関との連携

医療機関や地域包括支援センターなどとの連絡・調整役を担っています。また、家族会等のインフォーマルな団体なども含め、ネットワークづくりを行います。

5.認知症に関する情報発信

研修やホームページなどにおいて、認知症の正しい知識の普及や理解の促進、最新の情報を発信しています。

 

お問い合わせ先 医療福祉相談室 電話(0854)82-1035(代表)

 

精神科デイケア『はばたき』

退院された後、外来治療、デイケアの参加を通じて、社会や家庭への復帰をめざします。

精神科デイケア『はばたき』について

精神科デイケア『はばたき』

 

グループホーム(共同生活援助・短期入所)
『やない』・『コア・みらい』

共同生活を営みながら、必要に応じて日常生活における相談、支援などを行うことにより、障がい者の自立生活を助けることを目的としています。

精神障害者社会復帰施設(グループホーム)『雪見荘』・『やない』・『コア・みらい』

pdfファイル「グループホームご案内パンフレット」をダウンロードする(PDF:394kB)